言葉にならないほどの感動!
私の決して短くない人生でピークとなった映画!
国境を越えた男の友情!支え合う愛情!
日本と韓国が音楽への情熱で結ばれた傑作!
友人ユ・ジテの演技にも喝采を贈りたい。
人の心に響き、魂を揺さぶる声、それは失った苦しみ、
取り戻す戦いに勝つと決めた
べー・チェチョルに与えられたギフトなのだと思います。
彼と彼の妻、そして沢田氏の「諦めない」姿に感動しました。
人は本気で何かを諦めなければ、信念を持てば前進できると
ベー・チェチョルさんは教えてくれた。
彼の生きざまは、私の歌手魂を震わせてくれました。
そして新たな希望も与えてくれました。
この映画は、生きる価値観を変えてしまう愛に溢れた力強い作品です。
音楽とは心が作り、心が伝え、心が受けとる芸術だ。
この映画を見ればそれがよく分かる。
この世に音楽がある―何という幸せ!
声を失くした歌い手は泣いて、もだえて、わめいても
散りゆくだけの地獄花。
凍る夜風に吹かれても、のぞみ捨てるな立ち上がれ!
海鳴り潮鳴り拍手の渦が明日のお前を待っている。
歌手にとって声は世界にたった一つの楽器。
失ったのは声だけではない心の支えまで…
振り返るとそこにあの人がいてくれた。
利害も国境も超えた友情に・・・家族の愛に・・・涙が止まりません。
歌い手の方だけではなく、
オペラやクラシックに興味のなかった方にこそ、
是非観ていただきたい奇跡の物語です!
癌はいつだって容赦なく一番大切なものを奪っていく。
それでも諦めない心の持ち方をこの実話は教えてくれます。
我慢せずに泣きました。
声を失った悲嘆をオペラ「オテロ」の主人公の慟哭に重ね、
奇跡の恵みを「アメイジング・グレイス」の祈りで讃える。
歌と物語が見事に融け合った音楽映画の醍醐味がここに。
命が一番、勿論。でも生きがいは人それぞれ。
不屈の歌手映画?それだけと違う。歌わせたい聞きたい想い。
素晴らしい音楽は人々の想いや。
チェチョル氏、今のあなたを聞きたい!!
日本人と韓国人の友情が奇跡をおこす。
人間は弱くて強い。
今までより、人間が好きになった。
感動するよ!きっと。
歌う事の本当の意味と私が海外で経験して伝えたかった
生々しいオペラ界の現実を描いた作品。
日本で知られていないオペラ界をこの作品で知ってほしい。
癌摘出で発生用神経を切断した韓国のテナー・チェチョル。
名医の術で声を取戻し、日本人マネージャーと共に世界の頂に挑めるか。
この映画を見終わった時、自然と涙が出ていました。
歌い手として一番大切なものは技術ではなく、
心であることを強く感じました。
そして、僕自身、今、歌手として舞台に立てる喜びを感じました。
この映画を観てそのリアリティーに共感を覚えました。
また、映画の中で流れる主人公の素晴らしいアリアの数々に
感動が増し、勇気をいただきました。
彼が一番大事とするものに涙がこぼれ落ちる…そんな映画でした。
何と残酷な運命か。天才歌手は声を失い絶望の闇へ―。
だが必死に這い上がる彼が掴んだ物は、
技術を上まわる魂の歌声だったのだ。
アジアの至宝とも言うべきその歌声とキャリアを失ったとき、
なぜ彼はあんなにも奇跡のように蘇ることができたのか。
競争・嫉妬・過酷な嫌がらせが渦巻くオペラ界の現実の姿も描きながら、
人生における本当の勝利とは何かを、
胸をえぐるように問いかけてくれる作品である。